2009年3月4日水曜日

釈尊涅槃会

2月15日はお釈迦様がお亡くなりになった日です。それにちなみ、お団子をお供えし、法要をお勤めいたしました。

お釈迦様は35歳(一説に30歳)でお悟りになったあと、長い伝道の旅に出られました。晩年のある日、クシナガラという町で鍛冶屋のチュンダという者の供養による料理(豚肉料理であったといわれます)を召し上がられた後、体調を崩されてお亡くなりになったといいます。直接の原因がこの豚肉料理であったのかは定かではありませんが、お釈迦さまは実は胃腸が弱かったともいわれています。

しかしここで興味深いのは、このときの料理が豚肉のものであったということです。一般的には禅の精進料理に代表されるように、仏教徒は肉食をしないと思われている方が多いと思いますが、実は他宗教と比較しても、食に対するタブーがほとんど無いのが仏教なのです。

食と宗教のテーマは大変興味深いのですが、長くなるのでまた今度。


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